2023/05/11 11:30

このブログは、画家である星加海が描いたスケッチとともに、今一番好きな「子育て」の中で感じたことを書いた絵日記です。今の時代に消えつつある「昭和の子育ての良さ」を大事にしています。
「あいさつ」について書こうと思います。
昨日、園のプレクラスがありました。そこで初めて娘が「おはようございます」
と言えました。
私はとっても嬉しくて、周りの拍手で囲まれ、本人も自信がついたたようです。

先日の初めてのプレクラスでは挨拶はもちろん、名前を言われたらお返事する。というところもできなかったのです。
「大丈夫、そのうち言えるようになるよ」と家族は言い、私もそうかな、と思っていました。

でもでもでも、練習した方が、できた時の達成感と自信がつくのではないか?と考えました。
(そんなことは皆さん、当たり前に知っていて、練習してきているのかもしれないですが・・・。)

そこで、お気に入りのぬいぐるみとお人形たちを並べて、私が先生になって挨拶と、順番に名前を呼んでいくという練習をしました。
難なく娘はクリアしましたが、
「なんであいさつするの?」と聞かれました。

私はこう答えました。
「私はあなたにとって安心な、安全なひとです」と言うことを知らせるために、「こんにちは」っていうんだよ。
と、3歳に対しては少しむずかしかったかもしれない答え方をしました。
私は海外での話もしました。言葉や文化が違う海外に行ったときにその国の言葉でする挨拶がとても重要で、自分の身を守ることにもつながるのだということなどなど・・・。
娘ははてな?と言う顔をしていましたが。

挨拶ができたことをとおして、少しでも「相手に心を開く」というニュアンスを感じてくれたらいいな、と思いました。