2024/03/21 10:58
「海の真ん中」
初めてパラワン島を知った時にパラワン島の空と海の色に惹かれました。
写真の中のパラワン島の海、
なんてきれいな海の色!
すべての青とエメラルドグリーンが透明に重なり合って、太陽がきらきら降りそそいでできたパラワン島の青色。
あの日私の心を動かしたその色の中につい先日、体ごと浸かりました。
パラワン島に着いた次の日、島に住む友人Yさんに勧められ、「水上コテージ」へ案内してもらいました。
水着は現地で買おう!と決めていたので、彼と朝早く水着とビーチサンダルを買いに行き、
「水上コテージ」ってなんだろうね?
と言いながら楽しみにでかけました。
迎えにきてくれたYさん。
車で30分もしなかったと思うのだけど、いつの間にか海へ出る道まで着きました。
私達はそれぞれクーラーボックス、荷物を持って、船着場へ向かいました。
そこにいた船長さんに声をかけ、船を出してもらう様でした。
ちょっとぬかるみを跨いで、屋根のある船に乗り込み、黄色のペンキで塗られたベンチにとりあえず座りました。
小さな手漕ぎボートにエンジンをつけた船で、私達の乗った手作りコテージを引き、海の真ん中まで連れて行ってくれるのです。
写真で見るよりもっともっと、広くて、きれいな空と海が360℃広がっていました。
しばらくすると、船長さんは船を止め、さーてと!と船に寝ころんでしまいます。
海の真ん中・・・と言っても引き潮で、膝上ぐらいまでしか水位がなく、広ーい海のお風呂のようでした。
たぶん天国ってこんなところ!
私達は船の上でYさんが用意してくれたビールとチキンのランチをいただきました。
なんて贅沢!
写真を見た日には、想像もしていなかった体験ができました。
帰りは、寝ころんでいる船長さんに声をかけ、船着場へ戻ります。
船長さんは、こんな非日常の日常が毎日なんだな、と思うと
自分の人生も、考え深くなるのでした。