2024/05/26 20:10

先週はじめからRSウィルスにかかって、もう10日以上も過ぎてやっと普通の風邪ぐらいになりました。

こんな週末は家で美味しいもの食べて、ゆっくり近所を散歩ぐらいがちょうどいいのです。

とはいえ、私達は来月の軽井沢旅行を早起きの珈琲を飲みながらわいわいと計画し、
お昼は酸っぱいフィリピンのエビスープを作ってみよう!とスーパーへ買い出しに出かけました。 

せっかくなら、軽井沢の本と麻雀の本(私はこれから麻雀を勉強したい)などでも探そうか、とスーパーに行くまでの途中にある大型の古本屋さんに立ち寄りました。

軽井沢の本と麻雀の本はあまりなかったので、まぁいいかーと私達は本の並ぶ棚の間をぶらぶら歩いていました。

もともと本好きの私と彼、だんだん本探しに夢中になり各自の本棚の前に立ちそれぞれの「読みたい!」を探す事に集中し始めました。

私はふと「おなかがすいたハラペコだ。」という題名に惹かれ、1冊のエッセイ本を取りました。

そしてパラパラめくると、好きなイラストレーターさんの挿し絵でした。
んー、買おうかな。

さらにパラパラ読んでみるとビールについて書かれた、まさに私の彼にぴったりのエッセイがありました。
値段は古本なので110円です。
ヨシ!これを買おう!

と、後ろの棚を見ていた彼が寄ってきた気配がしたので、私はビールのページを開いたまま振り返り「ねー、コレ」といいました。

すると彼は笑顔で「コレ」と言って
「おなかがすいたハラペコだ。」と書かれた文庫本の表紙を差し出していました。

「え?同じだ!」

と普通いいます。
そうです。全く同じ本を違う棚から同時に「ねー、コレ」なのです。

ちょっと怖いぐらい、心臓もドキドキしてびっくりしました。

何回生まれ変わっても、また出会いたいと思ってる私達だからこんなことあるんだよ!すごーい!
出会ってから急速に、なんとなく全部上手くいくのもこういうことなんだと確信した今日でした。

そして、おなかがすいたハラペコだ!と私達はドキドキしたままスーパーに急ぐのでした。