2024/06/27 11:23

昨日、軽井沢の旅から帰ってきました。

東京の6月末よりひと月ぐらい遅い気候で、躑躅が咲き、初夏のさわやかな風が吹いていました。

旅の新幹線で、座席に座ったらどこかで、
「プシュッ」と音が聞こえてきたら
あー、ビール飲みたい!
と思います。

大丈夫です。今の音は私のエビスビールでしたから。
バケットにレタスとチキンを挟んだサンドイッチとスティック野菜にチーズとナッツを広げて
小さな宴をこしらえます。

窓の外の景色から、ビルや道路が消えて山とキャベツ畑になるころにはほろ酔い気分の旅人です。
エビスビールのえびす様が何人も笑っています。

軽井沢駅には軽井沢高原ビールとか軽井沢ビールしか売ってないのです。
クリア、ダーク、各種プレミアムとかだとか、白ビールとか・・・があるのです。
せっかくなので軽井沢ビールを飲みました。

山の上にある教会の帰り、駅で電車を待つ間、塩沢湖のカモを眺めながら、山荘で荷を下ろして一服、軽井沢駅前で夕刻に一杯・・・
と、なんだかんだで軽井沢ビールを全種類飲みました。

夕食で選ぶ店は、やっぱりサッポロラガーの瓶ビールがあるといいです。
しょっぱくない高原野菜の糠漬け、新鮮な鳥を使った焼き鳥、観光地でも、地元の人でにぎわう居酒屋さん。
そんな店にはサッポロラガーがあります。

ビールって一口目が好きです。だから缶ビールも大缶は買わないのです。
そして瓶ビールは美味しい。なんででしょう?
クラフトビールの生があるとこれもちょっと嬉しいのです。

軽井沢の旅の目的を終えて、今、帰ってくると
軽井沢高原文庫にあった堀辰雄さんの山荘に行ったことが印象的に残っています。
堀辰雄=風立ちぬ
現代の私たち、このままでいいのでしょうか?
と漠然と想いをはせるほろ酔い旅人でした。