2024/07/01 10:44

先日、軽井沢の旅でちょっと素敵なバーに立ち寄りました。


私はジャックダニエルが好きなので、オーダーすると、
3種類のジャックダニエルを飲み比べさせてくれました。
ですが、どう飲んでも、違いがわからない私でしたので、ブログを書くついでに今回調べてみることにしました。

一つ目はジャックダニエルのシングルバレル。これは単一樽で瓶詰めされたウィスキー。
二つ目はジャックダニエルゴールド。こちらは二度の熟成を経た最上級ライン。
三つ目はスタンダードのジャックダニエル。

うーーーーん。これでもやっぱり味の違いはわからないのですが、
とにかくどれも美味しかったな。
何よりおちゃめで素敵なマスターがいらっしゃる、大人で、楽しく過ごせるBARでしたから。

そんな素敵なBARに出会ったお話を今日は描いてみましょう。

前日に中軽井沢で過ごした私たち。
翌日の軽井沢では、バーがあったら行きたいなー。とインターネットで探してみると、ちょっと素敵な感じの
BARがあるようなのです。

さっそく次の日、軽井沢で
地図を見て行ってみると、特に看板が見当たらないのです。
のども乾いていたので、近くにある居酒屋さんで一杯飲みつつ
聞いてみることにしました。


「あっだったらこの上ですよ!」とそのお店の若い店員さんが言いました。
「でも予約制かも知れないっス。」と何となく消極的なニュアンスの答え。

まあ、とりあえず行ってみよっか!
ということでお店を出て2階に上がると突き当りの黒いドアに『BAR小澤』と書いてあります。
そしてドアの張り紙には予約制の文字。でも、電話番号は書いてないのです。
まるで、指示を推理してたどり着くゲームのよう。

時間はまだ夕方の6時でしたから、私達はちょっと早いかなと思いましたが
ネットで調べたお店の番号にかけてみました。

何度か呼び出し音が鳴り、ふと階段の下から誰かが上がってくる音がして
私達は振り向くと、初老の品の良いおじさまが立っていました。

「もしかしてうち?」
と、その完全にバーのマスターらしきおじさまがつぶやいたのでした。

「まだ早いから何処かで食べてからきなさい」
とマスターに地元のおすすめのお店を教えていただきました。
これも何だかゲームの続きのようですが、マスターに言われたお店で私たちは夕食を済ませ、
BAR小澤に戻りました。

今度こそは黒いドアが開き、素敵なオーセンティックなBARの空間が待っていました。